Xで「みさえドアを開けなさい」というミームネタが流行しています。
このフレーズの元ネタは映画ではなくクリエイターによる二次創作動画だと言われています。
そこで今回は、「みさえドアを開けなさい」の元ネタ動画や作成したクリエイターが誰なのかについて解説していきます。
「みさえドアを開けなさい」ミームとは

元ネタの全文
以下セリフが元ネタ動画の全セリフです。
みさえ、ドアを開けなさい。
どうした~おーい、ドアを開けてくれぇ
亭主のご帰宅だぞ~
みさえ~聞いてるのか~?
何度も言わせるなよ~
誰もいないのか~?
しんのすけはどうした~?
ひまわり~?
こうなったらシロでもいい
頼むから開けてくれよ
何か、開けられない理由でもあるのか?
お~い、おかしいなあ。。
お~い、開けてくれぇ
お、、開いてるじゃないか…(ニヤリ)
ひろしが夜中に帰ってきたのか、みさえに家に入れてくれるよう頼みこむ場面が描かれています。
何か含みを帯びているひろしの声の抑揚から少しサイコパス感が出ていますね。
いつもの明るいひろしが言うセリフとも思えず、歪んだイラストの感じからとても不気味さ、怖さが伝わってくる内容です。
元ネタ動画
「みさえドアを開けなさい」ミームの元ネタ動画はこちらです。
▶元ネタ動画はこちらから
この動画の特徴はひろし自体に動きはついておらず、音声のみで作られているという点です。
背景の音声ではひろしが何度もドアを叩き、ガチャガチャ開けようとしている音や「ピンポーン」と何度もチャイムが鳴る音が入っており、めちゃくちゃ不気味で怖いミームになっています。

音声だけでこれだけ不気味さを出せるのは凄いよね!
【映画じゃない】「みさえドアを開けなさい」の元ネタは二次創作!


映画のセリフではない
X上ではこのセリフがホラー風にアレンジされていて、本物の『クレヨンしんちゃん』のワンシーンのように見えますよね。



SNSでは「本当にあった映画のシーン?」という声もあったよ!
実際『クレヨンしんちゃん』の映画ではちょっと怖いシーンも時々出ることから、映画のシーンと思ってしまうのも無理はないですよね。
そしてさらに調査したところ「みさえドアを開けなさい」という動画はクリエイターの作品が発端となって完成したミームであることが分かりました。
クリエイターの二次創作動画が発端
元ネタ動画は2022年7月にyoutubeで公開されており、2025年に入り再び注目を集めているんです。
では一体誰がこの元ネタを作ったのでしょうか?
「みさえドアを開けなさい」│元ネタの制作者や声優は誰?
「みさえドアを開けなさい」の元ネタを制作したクリエイターさんは
- イラスト:キリギリスジャパンさん
- 動画:kameさん
このお2人のクリエイターさんによって製作されていることが分かりました。
どんなクリエイターさんなのか見ていきましょう。
元ネタ動画のイラストの作者は「キリギリスジャパン」さん
キリギリスジャパンさんは@KirigirisuJapanというアカウント名でX上でイラストを公開していましたが、2025年現在アカウントは削除されているようです。
キリギリスジャパンさんのイラストは筋肉質な男性キャラクターや料理シーンを描いた作品が特徴的で、今もXでは根強いファンのファンアートなどを見ることができます。
元ネタ動画のひろしの声は「kame」さん


kameさんは「社畜系ニート飛竜kame」というyoutubeチャンネルを運営しており、主に野原ひろしの声真似で歌った動画を作成・公開しています。
「みさえドアを開けなさい」の動画を見たらわかると思いますが、kameさんの声は野原ひろしの声とそっくりですよね?



最初聞いた時本家本物と見分けがつかなかったよ!
視聴者がアニメや映画のシーンと勘違いした理由も、kameさんの声が野原ひろしの本当の声優の声と違いが判らないほど似ていたからかもしれませんね。
まとめ
今回はXやTikTokで流行っている「みさえドアを開けなさい」の元ネタについてお伝えしました。
「みさえドアを開けなさい」という元ネタはイラストレーターと動画クリエイター2名の創作であることが分かりましたね。
ひろしの声も本家とかなりにていることから、視聴者もアニメや映画のシーンと勘違いする人もいたようですね。
いつものひろしの雰囲気と違ってホラーテイストで不気味な動画が視聴者の興味を引いているようでした。